ダイエットには糖質制限が一番いいなんて話があります。確かに、糖質は太る原因になりますし、糖質を摂らなければ痩せていくのも事実です。
ただ、糖質制限食が万人に向いているとは限りません。
糖尿病の方や血糖値が高い方などにとっては有効な方法かもしれませんが、そうでない方は注意が必要です。
特に気をつけたいのが、便秘気味な方とコレステロールが高い方でしょう。
まず便秘気味な方が糖質を制限するとどうなるかと言いますと、当然便が出にくくなります。さらに、腸の働きが悪くなるため、ガスが発生しやすくなったりします。ガスはお腹の中で溜まり続け、やがて苦しい腹痛を引き起こします。
次にコレステロールが多い人は、血中脂質が増えてしまいます。脂肪が増えるという事は中性脂肪も増えやすいということなのです。また、血液中の悪玉コレステロールと呼ばれるLDL(善玉)コレステロールが減ることで動脈硬化のリスクが高まる可能性も指摘されています。
つまり、糖質を制限したからと言って必ずしもダイエットになるわけではないのです。
では、糖質を控えるとダイエット効果が出ないのかと言えばそうではありません。これはあくまで一例ですが、低GI食品を食べればよいと言われています。低GI食品とは、摂取した糖質の吸収速度を抑える作用を持つ食物を言います。代表的な低GI食品として白米・玄米などの穀物類や芋類などが挙げられます。逆に高GI食品としてはパン・麺類・砂糖菓子などが挙げられます。
炭水化物であるご飯やパスタなどを主食とする欧米人に比べて、日本に住む日本人の多くは食べているものが違います。例えば、朝ごはんで言えばパンよりもご飯を食べる事が多いですよね。夕食で言えば、ビールよりも日本酒を飲む事の方が多いはずです。
このように食べるものが違うため、日本人の体には合わない食事法が根付いている可能性があるわけです。こういった事から考えてみると、日本人は炭水化物を適度に摂った方が良いとも言えます。ただ、その量を考える必要があると思います。
このあたりは人それぞれ体質があると思うので難しいところですが、やはり毎日のように食事をするなら美味しく食べられる方がいいですね。
そんな方にオススメなのは、高GI食品の量を少なくする事だと思います。低GI食品を多く取る事で自然と体重が落ちていきますよ。

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